中学3年 コミュニケーション授業④
2017.03.27
報告が大変遅くなりました。修学旅行の振り返りとして実施した中学3年生の「コミュニケーション授業」。吉田小夏さんを講師にお迎えして3学期に実施したクラスの様子をご紹介します。
吉田さんは劇団「青☆組」を主宰し、演劇活動を行っています。昨年の11月には、本校の中学2年生全員が吉田さんが作、演出を手がけられた『パール食堂のマリア』を芸術鑑賞会で観劇しました。
吉田さんにご担当いただいた2クラスには、修学旅行中の思い出を葉書にしたためて自宅に送ることが課題として出ていました。全3回の授業では、その葉書の内容をもとに演劇作品を創っていきました。
まず第1回目の授業では、修学旅行の班に分かれ、作品の冒頭を創りました。
ウォーミングアップとしておこなった身体を用いたワーク。グループ全員で「たこ焼き」や「大鳥居」などを作ります。このような身体表現を取り入れながら作品を創っていきます。
葉書をグループ内で読み合って内容を共有します。
身体を動かし、話し合いながら冒頭のシーンを創っていきます。
2回目の授業では、さらに作品創りを進めていきます。「オノマトペをどこかに入れる」、「アシスタントの方を出演させる」など、グループごとにそれぞれ異なる課題が与えられます。難しい課題ですが、お互いにアイデアを出し合って、作品を創っていきます。
最後に、自分たちの演劇作品のタイトルを決め、ポスターを作ります。
3回目の授業では作品を完成させていきます。2,3班ずつ別の部屋へ移動して、お互いの作品を見合います。
吉田さんからアドバイスをもらったり、クラスメイトの意見を参考にしたりしながら、自分たちが工夫すべき点を見つけ、作品を洗練させていきます。
その後発表会を行いました。
最後になりますが、授業を行ったいただいた吉田小夏さんとアシスタントのみなさんに厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。